C-FUEL
製造技術・設備

京都工場

【独自の技術】

 当社は設立以前(1995年)から、C-FUELの生みの親である京都大学名誉教授故清水剛夫先生の指導と㈱KRI の協力の下、エステル交換反応によるバイオディーゼル燃料化技術の研究開発を行ってきました。
設立後も技術者(大手化学メーカーに在籍されたケミカル技術及びエンジニアリング技術の第一人者)を迎え入れ、現在に至るまで独自技術の構築に努めております。
2009年にはゼロエミッション構想に基づく国内最大の燃料化プラント京都工場を建設し、国内外にC-FUELの供給を行っております。

【京都市燃料化施設への技術供与】

 2004年に当社技術を供与し、国内初となる本格的なバイオディ-ゼル燃料化プラント「京都市廃食用油燃料化施設」が京都市の南部クリーンセンター内に竣工しました。

【品質のJIS化 】

 技術の更なる研究開発とともに燃料品質の規格化にも取り組み、当社の蓄積したデータを基に、2002年「京都市バイオディーゼル燃料化事業技術検討会」により国内で最初となる「京都スタンダード規格」を制定。
現在の「FAME」の品質規格JISK2390のモデルとなりました。

【海外の評価】

 欧米のプラントメーカーとの競合の中、品質の安定しない廃食用油を原料として長年培われた当社の燃料化ノウハウが高い評価を受け、3種の原料に(CJO:ジャトロファ油 CPO:パーム油 UCO:廃食用油)に対応可能なプラントを設計し2007年にPTT(タイ石油公社)に納入いたしました。
また、廃食用油からの燃料化技術は環境先進国からも高い評価を受け、2011年よりオランダへの「C-FUEL」の輸出を開始いたしました。現在はスイスへ輸出しています。

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京都工場1
京都工場1
京都工場2
京都工場2
京都工場1
京都工場1
京都工場2
京都工場2

自然界への排出ゼロのシステム構築を目指したゼロ・エミッション構造に基づくバイオディーゼル燃料化プラント

国内最大の生産能力
国内最大の生産能力
日量
30,000L

国内最大のバイオディーゼル燃料化プラントです

使用済み食用油の再資源化率
使用済み食用油の
再資源化率
98.5%

98.5%までバイオディーゼル燃料化します
無駄の少ない効率的なリサイクルです

副生グリセリンの施設内再利用率
副生グリセリンの
再利用率
100%

ボイラー燃料として
副生グリセリンを再利用しています

バイオ燃料製造設備紹介

スケルトンC-FUEL小型製造プラント「C-F.DREAM08」

ガラス製C-FUEL小型製造プラント

サイズ:高177.5cm × 幅175cm × 奥行93cm
オールガラス製で使用済み食用油からC-FUELを製造する工程を直接見ることができます。
各種試験やデモンストレーションに使用可能です。


タイ国石油公社PTTへ納入した燃料化プラント

タイ国石油公社PTT燃料化プラント

2007年7月竣工
所在地:タイ国アユタヤ
日量:1,000リットル
欧米プラントメーカーとの競合の中でタイ国石油公社PTTより受注したプラントです。
さまざまな原料油脂( CJO:ジャトロファ油 CPO:パーム油 UCO:廃食用油)への対応が高い評価を得ました。工事完了合格証明書


C-FUEL小型製造プラント「C-F.DREAM07」

C-FUEL小型製造プラント「C-F.DREAM07」

2007年3月竣工
所在地:京都府与謝郡与謝野町
日量:395リットル
消防署への危険物製造施設の許可が不要な指定数量1/5以下の小型プラントです。
小型機では困難であった、燃料品質の安定化を実現した小型プラントです。
平成18年度広域連携等バイオマス利活用推進事業(農水省)に採択され、制作費の1/2の補助金を受けて設置し、「NPO 丹後の自然を守る会」が運営しています。


京都市廃食用油燃料化施設(技術供与)

京都市廃食用油燃料化施設(技術供与)

2004年5月竣工
竣工所在地:京都市伏見区
日量:5,000リットル
当社の燃料化技術を供与し完成した京都市の製造施設です。
市バス・ゴミ収集車の燃料を生産するため、日本で初めて本格稼動した施設です。


香川県高瀬町福祉施設・廃食用油燃料化施設

香川県高瀬町福祉施設・廃食用油燃料化施設

所在地:香川県高瀬町
日量:800リットル


当社バイオディーゼル燃料化プラントの特長

  • 製造された燃料は、2008年2月20日に制定されたJIS規格「自動車燃料-混合用脂肪酸メチルエステル(FAME)」の基準を満たしています。
    ※当社ノウハウに基づく引取・管理による使用済み食用油を原料とした場合
  • 使用済み食用油をはじめ、パーム油・ジャトロファ油等、さまざまな原料油脂に対応した燃料製造が可能です。
    ※オーダーメイドによる仕様
  • 高温による燃料の酸化を抑えるため減圧方式を採用しています。
    減圧方式のため装置の密閉性が非常に高く、作業中に気化したメタノールを吸引したり、直接触れてしまう危険がありません。
    特別な専門知識をお持ちでない方でも操作可能です。
    ※オーダーメイドによる仕様
  • 所有されている既存設備でお困りのご相談も承っております。

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プラントに関するお問い合わせ

プラントへのお問い合わせ

 当社のプラントはお客様のご要望・条件に合わせ、オーダーメイドで設計・製造・販売いたしております。規模・ 立地条件・運用方法等の詳細条件によって仕様及び費用が異なるため、お問い合わせには担当者よりお客様の条件に合わせ個別に回答させていただいております。お問い合わせの際は「ご質問の内容」または「プラント運用計画の概要」を当社までメールまたはファックスにてお送りください。担当者よりメールまたはお電話にてご回答いたします。

プラントお問い合わせフロー

プラントに関するお問い合わせ

詳細にお答えするため、可能な範囲で以下の項目にご回答をお願いいたします。

■使用予定の原料(植物油)について
  • 植物油の種類
  • 植物油への混入物の有無
  • 植物油の供給元(使用済み食用油の排出元、業務店、社内食堂、地域住民から等)
■プラントについて
  • ご希望の規模(一日あたりの製造量等)
  • 原料油の調達可能量
  • 大体の予算
■製造するバイオディーゼル燃料について
  • 行政との協同の有無
  • 使途(自社車両での使用、販売等)
  • 使用方法(バイオディーゼル燃料100%で使用する、軽油と混合する等)

1 特許名称「ディーゼル燃料用脂肪酸アルキルエステルの製造方法」

ディーゼル燃料用脂肪酸アルキルエステルの製造方法(日本)特許証 登録国 日本
登録日 2008年9月12日
登録番号 4184974
出願番号 2003-569756
ディーゼル燃料用脂肪酸アルキルエステルの製造方法(アメリカ)特許証 登録国 アメリカ
登録日 2009年12月1日
登録番号 7626047
出願番号 10/504.093

2 特許名称「脂肪酸アルキルエステルの製造方法」

脂肪酸アルキルエステルの製造方法(日本)特許証 登録国 日本
登録日 2010年5月21日
登録番号 4515840
出願番号 2004-206487

3 特許名称「脂肪酸アルキル系ディーゼル燃料」

脂肪酸アルキル系ディーゼル燃料(日本)特許証 登録国 日本
登録日 2010年2月12日
登録番号 4456814
出願番号 2003-009614

4 特許名称「炭化水素液体燃料の製造方法」

炭化水素液体燃料の製造方法(日本)特許証 登録国 日本
登録日 2020年1月21日
登録番号 6650031
出願番号 2018-520347
炭化水素液体燃料の製造方法(アメリカ)特許証 登録国 アメリカ
登録日 2020年1月14日
登録番号 10,533,140
出願番号 PCT/JP2017/003407
炭化水素液体燃料の製造方法(インドネシア)特許証 登録国 インドネシア
登録日 2020年10月23日
登録番号 IDP072422
出願番号 07018866.9
炭化水素液体燃料の製造方法(マレーシア)特許証 登録国 マレーシア
登録日 2021年4月1日
登録番号 MY-184318-A
出願番号 PI2018002235
炭化水素液体燃料の製造方法(インド)特許証 登録国 インド
登録日 2021年4月30日
登録番号 365764
出願番号 201847048822
炭化水素液体燃料の製造方法(中国)特許証 登録国 中国
登録日 2021年10月19日
登録番号 ZL201780034013.3
            
炭化水素液体燃料の製造方法(フィリピン)特許証 登録国 フィリピン
登録日 2022年3月18日
登録番号 1-2018-502509
出願番号 1-2018-502509