石油や石炭などの化石燃料は何千万年も前に蓄えられた炭化水素を燃焼して使用することによって現代の大気中の二酸化炭素量を増やしてしまいます。二酸化炭素を吸収して成長する植物(植物油)から作られたバイオマス燃料は『植物の成長過程で吸収する二酸化炭素量=燃焼によって発生する二酸化炭素量』とされるため、二酸化炭素の排出量はゼロカウントとされます。このように二酸化炭素の放出と吸収が相殺されている状態を「カーボンニュートラル」といいます。化石燃料の軽油をバイオディーゼル燃料に代替することによって、地球温暖化を防ぐ一助となります。
